基本理念
~「理念と実践を媒介するのは
組織である」、同時に
「組織は人なり」という
基本も忘れてはならない~
理念とは、掲げて然るべきものですが、
状況の変化、実践の検証過程で変わっていくものです。
つまり、理念はイデオロギー(観念)ではなく、
「こうしたい」「こう在りたい」という現実的な
「希望・願望」と私たちは理解しています。
利用者本位を基本とする
福祉サービスの利用者が主役であり、支援者たる私たちは脇役です。脇役は、傍らで見守る存在であり、利用者にとってよきパートナーたることを目指します。
障がい者を一人の人間として
尊重する
利用者は、心に障がいを持ちながらも日々生活する生活者です。障がいをもつ生活者は、一人一人の生活において価値観、生活スタイル、自分なりのペースをもっています。私たち支援者は、その「在るがまま」を受け入れ、尊重します。
対等性を目指す
福祉サービスを受ける障がい者と私たち支援者とは対等な関係です。ただ、支援の過程において対等性は往々にして保障されない場合があります。互いに充分話し合い、対等な関係を目指します。
リカバリーへの道に伴走する
障がいをもちながら社会生活を営む人たちは、その人生で「リカバリーの道」を歩みます。私たちは、「リカバリーの旅」に伴走しながらお付き合いさせてもらいます。